いい家の条件「資金計画」

注文住宅を新築したいと考えた場合、土地探しや建築会社を探すのと同時に資金計画に関しても具体的に考え始めます。
注文住宅の場合、建売と違って自分で間取りなどを考えデザインできる良さがありますが、当初の予定になかったものを造ったり、付け加えたりするため、予算がオーバーになることが多いです。
そのため、資金計画を立てる場合は、予定よりも多めに設定しておくことが重要になります。
資金を得るには、銀行から借り入れる、自己資金を使用するといった方法がありますが、自己資金はほとんど家を建てる際の様々な手続き、書類などの手数料で終わってしまうことがあります。できるだけ頭金を増やしておくことが最も大切ですが、頭金が揃わない場合は、できるだけ金利の低い銀行を選びます。ですが、金利が低い銀行は繰り上げ返済に手数料がかかったり、いろいろと制約があったりする場合があるので、よく説明を聞き、安易に借り入れを行わないようにしましょう。近年では三大疾病に考慮したものも出ています。健康面や年齢の事を考え、そういった特約がついているものを選ぶのも一つの手です。
住宅を建てる際、忘れてはいけないのが、外構部分です。一般の注文住宅では庭や外構の部分の費用は含まれていないことが多く、後になって、資金が足りないかも、と心配になることがあります。
計画の段階で、外構はどうするのかその資金は一緒に借り入れてしまうのか考える様にしましょう。もし金利が低い場合は、一緒に借り入れてしまう方が、良い場合もあります。子供が幼い場合は、教育費としてかかってくる可能性があるためです。教育ローンの方が住宅ローンよりも金利が高いこともあるので、将来どのようにしていくかも合わせて考えておくと良いでしょう。
住宅ローンを考えている場合、長期にわたって返済を行っていきます。金利の動向を見て、固定金利にするのか変動金利にするのかしっかりと見極めるようにします。

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