どこに建てるのか、土地柄によって変わる近隣との関係

新築住宅を検討する際にこればかりは住んで見なければ解らない、というものに「近隣住民がどのような人か」という事があります。

買い物のしやすさ、交通の利便性、あるいは教育施設の近さなどは地図を見れば分かりますが、隣の人がどんな人であるのかは分かり辛い情報です。

大型の分譲地の場合、同じような時期に住みはじめ、世代の差もそれほど異ならない事が多く、だんだんと関係を築いていくうちにお互いが歩み寄ろうとする気持ちが産まれるので、トラブルも回避しやすいかもしれません。

しかし、古くからある住宅地の一角が売却され売り出された場合、価格だけでは把握しきれないその周辺ならではの歴史があることも、覚悟しておかなければなりません。

古くからの住民は新しい住民に歩み寄ろうとはしませんし、新しく住宅を購入するのが比較的若い世代であり、元々の住民はとは世代間の価値観の差が確執の元になることもあります。

新築住宅を検討する場合、どのような土地を選ぶかで、心構えは違うのだと認識する必要がありそうです。

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